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本当にあった怖い話 第九夜


金曜日の夜に帰ってくると “流派R“ が必ずやっているんだぁ〜。

日本のHIPHOPシーンに詳しくなっていく‥‥。

ディージェイ・ケオリって誰なんですかね‥‥?

あれ〜この話じゃなかったかぁ〜。

これはアタシがアルバイトでデザインの仕事をしていた時の話ですがね‥‥。

先輩コピーライターとアタシと若い綺麗な女性デザイナーと

打ち合わせをしていたんですよ。

すると‥‥。

先輩のコピーライターが5秒に1回くらい

「アイタッ!」

「いてー!」

「おかしいな‥‥。」とつぶやいてくる。

アタシは気になって、「どうしたんですか?」と聞こうとして先輩を見ると

「アイタッ!」と言った後、女性のデザイナーをチラチラ見ている。

アタシは「あぁ~、この人この子に声かけてもらいたいんだなぁ~」と思い

黙っていることにした。

先輩のアピールは続いていく‥‥。

3分経ち、5分経ち、10分が過ぎても

女性デザイナーは、一切先輩コピーライターいじらずに

打ち合わせを進めていくんだぁ~。

アタシは完全に打ち合わせそっちのけでドキドキして見ていた。

依然として女性デザイナーはいじらない!

15分が経ち‥‥。

「あーーもう我慢できない!アタシが一旦処理しよう!!」

先輩コピーライターに「大丈夫ですか?」と声をかけようとした時

突然!!!

先輩が女性デザイナーをチラ見しながら

「昨日寝違えちゃったんだよね‥‥。」

自分で言うんかい!!!

自分で言っちゃダメ。(欽ちゃんの口調で)

アタシは心の中でツッコンでいたんだぁ~。

しかし、それでもまだ女性デザイナーはいじらない。

仕方ないので、アタシが処理しましたよ‥‥。

その後、女性デザイナーに「どうしていじってあげなかったの?」と聞いたら

「あぁ、あたし、あの手のアピール好きじゃないんですよね。ははっw」

その時、アタシ気づいちゃった。

この女性デザイナーメンタル強いなぁ~。

お~怖っ。

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